A Lazy English Learner's Blog

楽しいことがあったり、忙しいと、すぐに英語をなまけてしまう人のブログ

樋口有介『彼女はたぶん魔法を使う』(1990)を読んだ

こちらのブログで紹介されていた樋口有介『彼女はたぶん魔法を使う』を読んだ。*1

元刑事でフリーライターの柚木草平は、雑誌への寄稿の傍ら事件調査も行う私立探偵。今回もち込まれたのは、女子大生轢き逃げ事件。車種も年式も判明したのに、車も犯人も発見されていないという。被害者の姉の依頼で調査を始めたところ、話を聞いた被害者の同級生が殺害される。私生活でも調査でも、出会う女性は美女ばかりで、事件とともに柚木を悩ませる。人気シリーズ第一弾。

非常に面白かった。

いや、こう書くと語弊があるかも。

トーリーの内容が特別(!)面白いのではなくて、言葉のつむぎ方が滑らかで、読ませるのだ。シャワー上がりに水をごくごく飲んでいる心地。

若いころ純文学が好きだったということだから、私の肌に合っている部分もあるのかもしれない。

古本屋さんで3冊追加購入してしまった。

それにしても、これだけ登場人物が美女ばかりとなると、柚木の周りに美女が集まるのではなくて、彼には女が皆美女に見えているんじゃなかろうか。

*1:もっぱら石井さん(とその読書録)にはお世話になっていますね。ありがたいことです。