Short and Sweet

英語のこと、本のこと、日々のこと

Nancy Drew Girl Detective #1 Without a Trace を読んだ

前回に引き続き、Nancy Drew シリーズを読みました。

Without a Trace (Nancy Drew (All New) Girl Detective Book 1) (English Edition)

Without a Trace (Nancy Drew (All New) Girl Detective Book 1) (English Edition)

 

My name is Nancy Drew. My friends are tell me I'm always looking for trouble, but that's not really true. It just seems to have a way of finding me.

 Take last week, for instance. I arrived home on Friday afternoon from a volunteer luncheon and stepped into the house to hear the sound of shouting.

■総語数:31,338

出だしを引用してみました。本を選ぶ際の参考になれば幸いです。

さて、女子大生探偵のNancy Drew。今回は隣人トラブルの解決に乗り出します。

ズッキーニ荒らしの犯人を捜すことになったときには、読んでいて思わず力が抜けてしまいましたが(笑)、やっぱり面白い。

難易度も今の私に合っているせいか、ぐいぐい読み進めることができます。

シリアスな謎解きというより、地域コミュニティーでの人間関係にハラハラしたり、ほっこりしたりします。

寺村輝夫『消えた2ページ』(1970)を読んだ

児童文学というものを、久しぶりに読んだ。

消えた2ページ (フォア文庫)

消えた2ページ (フォア文庫)

 

ある日とつぜん、“逃げだせ王さま”のなかの2ページが、ある者の手で消されてしまった―。ある者とは?ナゾを追いつめる友太のまえに、こわい白目の少年が現れる。友太はふしぎな世界にはいりこんでいきます。あること、ないこと、みなはんたい―すべてがさかさまの『はんたい学』ってなんだ?君は、知りたくないか。

絵柄とも相まって、読み終わったときに、少しこわい話だなと思ってしまった。

けれども、私は知っているんだ。こわさは、わくわくの裏返しでもあること。

みたくないものは、みたいものでもあること。

フツウの読書には飽きた、小学校高学年から中学生ぐらいにはとてもいい本だと思う。

きょうの学級会ほど、へんな話し合いになったことはない。

という書き出しも、個人的には大変好きだ。

Nancy Drew Ghost Stories を読んだ

読書の秋ですね。

幸せなことに本がたくさんあるので*1、どんどん読んでいきたいところです。

さっそく、本を一冊読み終わりました。

Ghost Stories (Nancy Drew (All New) Girl Detective)

Ghost Stories (Nancy Drew (All New) Girl Detective)

 

"So what do you think, Nancy?

"Huh?" I blurted, nearly jumping out of my skin. "I mean, what?"

My dad chuckled as he escorted George, Bess, and me into our beautiful room at the Sakura Hotel in bright, bustling Tokyo. Bess Marvin and George Fayne, who were cousins, as well as my best friends, grinned and knowingly shook their heads.

■総語数:45,207

文を読んで感じる難易度には個人差があると思うので、本の最初の段落をそのまま引用してみました。参考にしてください。

女子大生探偵Nancyが身近に起きる怪事件を追います。

シリーズ化されていて、何巻も本が出ているようですが、今回はghostにまつわる話が4編収録されています。

どの話も面白かったのですが、やっぱり日本を舞台にしたmanga mayhemが印象に残りました。まさか忠臣蔵が出てくるとは…!

女子大生の生活が活き活きと描かれていて、飽きずに読むことができました。

以下、タイトルリスト。

  • manga mayhem
  • america's got terror!
  • visitor from beyond
  • carnival of fear

 

*1::-)

Short and Sweet

ブログタイトルを変えてみました。

たまたま見ていた『ハウス・オブ・カード』に出てきたフレーズです。

(下の画像はSeason 1ですが、私が実際に見ていたのはSeason 2です。)

Cambridge Dictionaryによる定義は、

'surprisingly short in a way that is pleasing'

This morning's meeting was short and sweet.

こんな感じで使うそうです。
 
もともと小説などは短編が好きというのもあって、このフレーズがとても気に入りました。
短くても美しい文章を書いていけたら。・・・と気持ちだけは、思っています(笑)

朝倉かすみ『満潮』(2016)を読んだ

寒いのだか暑いのだかよくわからない天気が続く。

朝倉かすみ『満潮』を読んだ。

満潮

満潮

 

わたし、ひとがわたしになにをしてもらいたがっているのか、分かるの。
人に迎合し、喜ばせることが生きがいの眉子。彼女の結婚式で配膳係のバイトをしていたコミュ障で自意識過剰な大学生茶谷は、美しい花嫁姿の眉子に一目惚れをする。そして眉子の夫に取り入り、彼女に近付いていく。眉子は必ず僕を好きになる――。眉子。茶谷。眉子の夫。絡み合う三人の関係は? 眉子がかつて体験した、強烈な過去とは? 真実と心の闇は、着々と明かされていく。
とにかく、きみは、一度でいいから、ぼくとデイトしてみればいいんだ。(光文社より)

人が望みを満たすことに生きがいを感じる美しい女性、眉子。

自意識過剰で妄想癖のある(といっていいと思う)一流大学生、茶谷。

物語は二人を軸に、視点を変え、話し手を変えながら展開されていきます。

個人的には眉子の結末が気になって読んだという感じ。

過度に従順な眉子の最後はどうなるんだろう?幸せになれるのだろうか?

ちなみに「満潮」とは「潮が満ちて海面が最も高くなる状態。高潮。みちしお。」のこと。*1

朝倉さんがこの本を書いたきっかけも興味深い。

www.bookbang.jp

Time to Let Go 英語本を手放す

たまには、英語ブログらしく、英語の話。

東京オリンピックまであと3年らしいですね*1

思うところあって、それまでに達成したい目標を決めました。(ここでは言わない)

これまで先延ばしにしてきた英語習得。ちょっと本気でやってみようかなって思っています。

目標に向け、これからの自分が必要としない英語本は思い切って手放すことに。

f:id:pbb122:20170727202031j:plain

周囲の評価がよかったものの自分には合わなかった本。

譲っていただいたものの、よく考えると自分には関係のない本。

衝動買いで買った本。などなど。

売ることで、他に必要としている方に使っていただければと思います。

本も買いすぎないようにしないと・・・!

*1:開催日は2020年7月24日~8月9日だそうです。

樋口有介『ぼくと、ぼくらの夏』(1988)を読んだ

時間が空いたときは、もっぱら樋口有介を読むようになってしまった。

ということで、樋口有介『ぼくと、ぼくらの夏』を読んだ。

新装版 ぼくと、ぼくらの夏 (文春文庫)

新装版 ぼくと、ぼくらの夏 (文春文庫)

 

高校二年の夏休み、同級生の女の子が死んだ。刑事の父親と二人で暮らすぼくは、友達の麻子と調べに乗り出したが……。開高健から「風俗描写が、とくにその”かるみ”が、しなやかで、的確であり、抜群の出来である」と絶賛され、サントリーミステリー大賞読者賞を受賞した、青春ミステリーの歴史的名作。

万年平(ひら)刑事の息子春一と、的屋の元締めの娘麻子が同級生の連続殺人の真相を追っていく。

…のだが、とにかく、この春一がけだるい。

出てくる女の子たちに何度も「感情ってあるの?」と聞かれてしまうような、打っても何も響かない風体。

こういう状態になるのも、また、そういうのが格好良く見えるのも”若さ”なんだよなあ、と昔を振り返ったりして。

映画やドラマにもなったようなので*1、機会を作って見てみようと思った。

*1:映画では麻子役を和久井映見がやったらしいぞ(!)